ともに力を合わせて、
“世界一”の会社をつくっていきましょう。
代表取締役社長 渋谷俊彦
CHCグループのHPにお越しいただき、ありがとうございます。
私は、弊社で働くすべての方々が「自分にとってCHCは“世界一”の会社です」と胸を張って言える会社にしたいと思っています。また、建築エンジニアリング業界で働く多くの方々が「自分にとってこの仕事は“世界一”の仕事です」と胸を張って言える業界にしたいと思っています。
それでは、“世界一”の会社・業界とはどうやって決まるのでしょう。社会的なステータス?お給料?休日の多さ?人それぞれ、その定義は異なることでしょう。また、一つの要素で決まるものではなく、いくつもの要素が複合的に絡み合って決まるものだとも思います。
私にとって弊社で働くすべての社員がかけがえのない家族のような存在です。また、建築エンジニアリングに携わるすべての方々に敬意を表します。すべてのプロジェクトが、お施主様にとって一世一代の大イベントとなる業界です。大きな誇りとやりがいを感じる半面、時にはプレッシャーに押しつぶされそうになることもある厳しい仕事です。決して楽に儲かる仕事ではありません。当業界を目指す若者が減ってきているのは当然とも言えます。
そんな環境下で、役職員全員が「この会社は自分にとって“世界一”です。」「自分の限られた時間・人生を費やすに値する会社です」と自負できる会社にしていきたい。この場を借りて、社員一人ひとりとどのように向き合い育てていきたいか、そして、地域・社会にどのように貢献していきたいか、思うところを述べさせていただきます。関心を持っていただいた方、共感していただいた方、是非、力を貸してください。ともに力を合わせて、“世界一”の会社をつくっていきましょう。
“真の”終身雇用を目指す
人は必ず死を迎えます。時間は限られています。生まれながらにして恵まれた環境にいる人もいれば、そうでない人もいます。自分という存在は世界でたった一人。同じ人は二人といませんが、全ての人が、一度きりの人生を最高に輝けるものにしたいと思っている点は共通しているはずです。そのために必要なものは何でしょう。価値観は人それぞれ違いますし、時代によって多少は変わってもいきます。ただ、大切な人から信頼されたい・認められたい、そして、その人の役に立ち喜んでもらいたい・感謝されたい、ひいては世のため人のために良いことをしたい、という根本的な欲求は変わらないと考えています。
最も大切なことは、職場であれ、家庭であれ、充実した時間を過ごすことであり、勤務時間が長ければダメ、短ければヨシ、ということではないはずです。仕事であれ、プライベートであれ、人間としての根本的な欲求が満たされ、不安なく安心できる時間を過ごすことが何よりも大切なことです。
それでは、不安なく安心できる時間を過ごすために必要なことは何でしょう。
私は、それを「“真の”終身雇用」を実現すること、と考えています。ここであえて“真の”と銘打ったのには理由があります。一般的に「終身雇用」と聞くと、「大きな組織に所属できれば、安定した生活を確保できる」というイメージが浮かぶと思います。同時に、「大きくて強い組織が小さくて弱い個人を守ってあげる」、「大きな組織の言うことを聞いて我慢していれば何とかなる」、といった上から目線のイメージを想起してしまうのは、私だけでしょうか。考えてみてください。絶対に倒産しない会社などあるでしょうか。一度入社したら一生、安全安心な組織なんてあるでしょうか。残念ながら、この世は無常です。絶対になくならない組織などないのです。
最後の最後に自分を守ってくれるのは、自分自身しかいないのです。今いる会社を去った翌日から、今と同等以上の待遇で職に就くことができる。そのような知識・技術・経験・ネットワーク・人間力を備えている状態こそが「“真の”終身雇用」を実現した状態であると考えています。会社側や上司から「この社員は会社にとって欠かせない人財だ」「この社員はきちんと処遇しないと退職してしまうかもしれない」と認められた社員は、不当な扱いを受けるわけがありません。そうした社員は正当に処遇され、飛躍の機会を与えられるはずです。社員と会社がこのような良い緊張関係を築くことができれば、ともに発展できるはずです。
私自身、少しでもその状態に近づいていきたい。また、社員全員がこの状態を実現することで、社員と会社がフェアで健全な関係を保ち、力を合わせて成長・発展できる会社にしていきたい。そのために会社が最優先で考えなければいけないことは以下の3つです。
会社が最優先に考えるべき3つのこと
1つ目は、社員一人ひとりに、成長の機会を与えることです。多くの日本企業は、いまだに出身校や大学の専攻でその人の特性を決めつけてしまいがちですが、社員一人ひとりに多様な経験を積ませるために、活躍の機会を与えてあげることが肝要です。その人の特性を決めつけず、たこ壺に押し込むことなく、どんどんチャレンジさせてあげることです。簡単にできることばかりではありません。苦しいこともあるでしょう。ただ、それでも構わないのです。仕事とは、人を磨き、成長させ、自信と誇り、そして大きな喜びをもたらしてくれるものだからです。
2つ目は、一人ひとりの社員に寄り添うことです。我々は長い人生の中で色々な出来事を乗り越えていかなくてはいけません。仕事以外でのイベント・トラブル・苦労もあります。状況がその時々で変化する中、会社は彼らが安心して働き続ける環境整備に力を注がなければいけません。私は「母親の愛情に満ちた会社」を目指しています。決して甘やかしていいと言っているわけではありません。単なる甘えやわがまま、不正やごまかしには厳しく対応しなくてはいけません。ただ、仮に、厳しい言葉を投げかけられても、「この人は自分のことを大切に思ってくれている」「この会社は自分という人間を温かく受け入れてくれる」と思うことができれば、かえってその言葉をかけた人への信頼は増すのではないでしょうか。母親とはそんな存在だと思います。「母親の愛情に満ちた会社」とは、上辺だけの甘やかしではなく、本当の優しさと温かさを心で感じることができる会社だと思います。
3つ目は、皆が言いたいことが言い合える環境をつくることです。人の考え方や価値観は、十人十色です。世界の人口を考えると、73億人73億色と言った方がいいかもしれません。人々がグローバルに行きかう環境は、今後、ますます盛んになるでしょう。私にとっての当たり前はあなたにとっての当たり前ではなく、逆もまたしかり。今日の当たり前は明日の当たり前ではなくなっているかもしれない。そのような環境下で成長するためには、多様な人財が集い、誰もが遠慮せず言いたいことを言える環境が必要です。これまでの成功体験に縛られることなく、異なるバックグラウンドを持つメンバーが、どんどん自分の意見をぶつけ合う。空気を読む必要もなければ忖度も不要。理想の職場はワイワイガヤガヤの動物園。社長などでは思いもつかないような良いアイデアがたくさん掘り起こされ、変化し続ける社会・お客様に応じた柔軟な事業展開が可能になるはずです。
Vision “Learn steadily, Do differently”
仕事をするうえで最も大切なことは、その基盤となる知識・ノウハウをしっかりと身に着けることです。近道はありません。毎日、一つずつ、コツコツと積み上げていく必要があります。目の前の仕事に真摯に取り組むことはもちろん、夜寝る前の時間や休みの日を活用しての自己啓発が欠かせません。仕事で目にしたものや人から聞いたことを、参考書などで逐一確認し、自分の腹に落とし込む、そのサイクルを続けていく必要があります。資格を取得することも有効です。そうした過程を繰り返すことで専門家としての素養が培われます。
また、知識を得ただけで終わってしまってはその意味が半減してしまいます。自身が得たものを活用して、実際の行動に変え、お客様に喜んでいただく。目に見える形で世の中を良くしていくことにつなげたいものです。そうした結果を積み重ねると、自然と自分の力量が地域・社会に認められてきます。周囲から頼りにされ、相談が寄せられます。自分にとって大切な存在から、信頼され認められていることを実感できるようになるのです。その喜びと誇りは、それまでに流した汗と涙を完全にぬぐい取ってくれるほど大きなものです。
そのために人とは違う行動・アクションを起こすことが効果的です。自分にしかできない必殺技を身に着けたいですよね。新しい製品やサービスの開発、仕事の進め方を効率的に改善するなど、小さなことでもいいので、これまで誰もやっていないようなことにドンドン挑戦Tryしてほしいのです。もちろん、失敗Errorもあることでしょう。でも失敗しても元に戻ればいいだけです。これまでと同じことを漫然とこなしても、大きな喜びや誇りは得られないと思います。
歌舞伎の世界に「型落ち」と「型破り」という言葉があります。基礎を固めないままオリジナリティーを出してしまうと「型落ち」となります。一方で、基礎を固めたうえで、その基礎を超えるような新しいものを作り出すと「型破り」となります。我々が目指すものは、一人ひとりの社員が「型破り」な人財となることです。
地道にコツコツ勉強しベースをしっかりと固めつつ、人と違うことに積極的に挑戦する。新しいことはすべて素晴らしい。Try and Errorを貴び、ビジョンに掲げた“Learn steadily, Do differently”を皆で実践できる会社にしていきたいと思っています。
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